看護師と再起
Aさんは、看護師になってまだ日が浅いそうで、ミスも多く、周りの人間関係も上手くいっていないそうです。
Aさんは、手際がよく人から好かれる性格だとも思っていたので、私には大変意外に感じましたし、詳しくは省きますが、Aさんの話しだけで推測するならば、まわりの看護師が陰湿な気もしたのです。
さらに、看護師の給料が良いというのは、確かに同年代の女性からすれば多少は良いかもしれませんが、夜勤などの報酬があるからであり、職務内容と比べると少ない位だそうで、また、看護師がモテるというのも看護師次第だと思いますし、激務に流されて、知り会う機会もないと語っていたのです。
話しを聞いているだけでも、かなり不満が溜まっている事に驚きましたが、愚痴を吐きだす内にAさんは少しスッキリした様な顔になってきたので安心もしたのです。
ひとしきり話し終わると、Aさんは申し訳なさそうに、愚痴をこぼした事を謝ってきましたが、私は本心から迷惑だと思わなかったので、気にしない様にいいました。
むしろ、Aさんの意外な一面も見られましたし、看護師の話しなども聞けたので楽しかったのです。
そして、同窓会も終わりに向かった頃、実は現在Aさんが住んでいる場所は、私の住んでいる場所と近い事が判明したのです。
私は勇気を振り絞って、また何か吐きだしたい事があればいつでも誘ってくれるようにいったのですが、答えはNOでした。
しかし、吐きだしたい事がある時じゃなくて、遊びの誘いならばOKとの事だったのです。
連絡先を交換したAさんは、帰り際に「明日から、また看護師の仕事を頑張れる」といっていましたが、私も日々の活力になりましたし、小躍りしながら帰ったのです。
看護師とせん妄
せん妄(せんもう)とは、意識障害や、異常行動を起こしてしまう症状の事であり、高齢者や子供、病気により疲弊している患者に多く現れる症状であります。
そして、夜間になって頻繁にせん妄を起こしてしまう症状の事を、夜間せん妄と呼びます。
病院では、入院患者がいるために、看護師が24時間体制で働ける環境でなければなりません。
ですから、夜勤も発生するのですが、夜勤は日勤に比べると、寝ている患者が多いですし、食事やシャワーなどの患者のケアがないので、楽であります。
しかし、人間は夜起きている様に体が出来ていないので、ただ、起きているだけでも体力が削られますし、日勤よりも夜勤の方が、常勤している看護師も少ないので、日勤とは違った忙しさがあるのです。
そして、上記にある様な夜間せん妄を起こしてしまう患者も多いので、状態が急変してしまった患者が多くでた場合の忙しさは、日勤以上のものになるでしょう。
ある看護師の経験談ですが、新人の看護師が夜勤中に過労で倒れてしまったらしく、その日の夜勤は正に地獄絵図だったそうで、倒れた看護師もその後すぐに退職してしまったそうです。